健康学

「認知症予防のために役立つ生活習慣」(後期Ⅰ)

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■講師:柳田 泰義(やなぎだやすよし)
神戸大学 名誉教授
神戸大学博士(医学)

開講日 10/6・13・20・27(予備日 11/10)
時間 13:00~14:20(金)
受講料 6,400円
使用教室 西北404
定員数 15名

講座内容

 最近、会話の中でお話が途切れて続かないようなことはありませんか?。
 しばらく考え込んでも出てこなくて、つい「“あれ”、“あの人”ですやん!」ってごまかしてしまうことはないでしょうか?。
 ああ、ついに認知症になってしまったのか!、と不安になったりして・・・。
 しかし、このような単なる物忘れと認知症は違います。でも、このまま放置するとやがて認知症につながってしまう場合があるとも言われています。
 2025年には高齢者の5人にひとりが認知症になると言われますが、18歳から64歳で発症する若年性認知症は、高齢で発症する場合とは異なる大きな問題を含みます。
 日常生活に支障をきたすほどではないですが、認知症予備群という「軽度認知障害(MCI)」の人も増えており、そのうち約半数は、5年以内に認知症に進行するといわれています。しかし、この予備群の段階で6つの認知症予防習慣(“植木市”(うえきいち):兵庫県)を心がけることなどで認知症を予防したり遅らせたりできることがあります。良い生活習慣を心がけた日々の心がけが予防であり治療でもあります。
 本講座では認知症予防に役立て、健康寿命を意識した老後の過ごし方について皆さまと考えます。
講座内容
① 物忘れと認知症の違いをご存じでしょうか?
② 認知症は将来減少するとも一部で言われていますが?
③ 認知症になりやすい生活習慣はありませんか?
④ 「認知症チエックシート」でチエックしてみましょう
⑤ 兵庫県版、「4年以内に認知症になるリスク」でチエックしてみましょう
⑥ 良い生活習慣で認知症を防ぎましょう
実技
① 簡単にできる認知症予防運動をマイペースで身軽な服装でやってみます。考えながら手足を動かして脳を活性化します。
汗は脳がかきます。うまく動けなくても大丈夫です。上手くいかないものですから。 

●プロフィール

【柳田 泰義(やなぎだやすよし)】
日本体育大学体育学部体育学科 卒業
医学博士
放送大学にて「人の運動の仕組みと生涯」講座を担当
㈱ユニ・チャームとの共同研究等
神戸大学附属幼稚園長・同附属小学校校長を歴任

●テキスト:
プリントを用います