
生活文化
「皇室と帝王学の歴史に学ぶ」(後期Ⅱ)
■講師:久禮 旦雄(くれあさお)
京都産業大学法学部准教授
日本法制史専門
開講日 | 1/19(予備日 1/26) |
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時間 | 10:45~12:05(金) |
受講料 | 1,600円 |
使用教室 | 西北403 |
定員数 | 20名 |
講座内容
天皇・皇室の歴史において、天皇がいかなる存在であるかはしばしば天皇ご自身や側近により書き残されてきました。それは広義の「帝王学」と呼ぶべきものですが、そこからは時々の政治・社会の変化に対応しつつ、いかに皇室を存続させていくかという歴代天皇の「生存戦略」を読み取ることができます。本講義では古代・中世・近世・近代の「帝王学」の著作を読み解き、それぞれの時代の「生存戦略」を考えていきたいと思います。
講座内容は毎回独立していますので、単独の受講でもご理解いただけます。
第1回 順徳天皇の『禁秘抄』と承久の変(乱)
第2回 花園天皇の『誡太子書』と南北朝の動乱
第3回 後水尾天皇『当時年中行事』と江戸幕府
第4回 昭和天皇の教育と杉浦重剛『倫理御進講草案』
- ●テキスト:
- プリントを用いる。