健康学

太極拳(後期Ⅰ)

■講師:谷 祝子(たにのりこ)
神戸女学院大学名誉教授

開講日 9/25 10/2・9・16・23・30 11/6・13・20・27(予備日 12/4・11)
時間 14:45~16:05(木)
受講料 ※18,310円
使用教室 西北102
定員数 15名

講座内容

 太極拳は、中国古来の伝統武術であり、健康法(養生法)の一つです。
その姿は舞のようで、ゆっくりした動きと深い呼吸により精神を安定させることから「動く禅」とも言われています。
1972年の日中国交正常化を機に日本に紹介されました。私が太極拳を始めた1980年頃は、知る人は皆無に近く、どんなもの
かとよく聞かれたものです。今や世界中に広がり、愛好者人口の増加には目を見張るものがあります。
競技スポーツとしての太極拳も盛んになり、国内、国際大会も多く開催されています。
以前に、中国人は膝や腰などに痛みが出ると太極拳をして治します、日本人は太極拳をして膝や腰を痛めるという真逆の話を
聞きびっくりしたことがありました。
それぞれ自分の体力に応じて行うと、健康法としての効果が期待できます。
講座では「ゆっくり・中腰・円運動」をキーワードに、歳をとっても続けられる理にかなった、からだに優しい太極拳を目標
においています。
他の種目とは一味違う太極拳ならではの動きを、中国の調べをバックに、ゆったりとした時間を味わってみましょう。
“継続は力”です。日常生活に取り入れてほしい「東洋的なからだほぐし」や「養生体操」などを紹介しつつ、
「伝統楊式85式太極拳」「現代50式太極拳」(郭福厚編)などに楽しく挑戦しています。
やってみたいと興味のある方、体験大歓迎です。
事務局にお申し込みの上、一度のぞいてみてください。
なお、スタジオは土足禁止です。上履きをご用意いただくか、靴下のみの着用でご利用下さい。(裸足不可)

※傷害保険料31円×講座回数を含みます。

●テキスト:
プリントを用いる