国文学

「日本文学から学ぶ能」(前期)

■講師:梅若 基徳(うめわかもとのり)
能楽師 重要無形文化財総合指定保持者
(一財)日本伝統芸術文化財団 代表理事

開講日 4/28、5/12・26、6/9・23、7/14・28(予備日 7/21)
時間 10:45~12:05(金)
受講料 11,200円
使用教室 IR-201
定員数 15名

講座内容

 座学と実践から、日本古来の文学とのかかわりを学ぶとともに、能楽の知識と体験によって能に親しみ、本来の能の楽しみ方を学ぶ。
・能楽基礎
 能楽の歴史・扇・能面・装束などの解説
・能から学ぶ日本文学
 日本文学「平家物語」「伊勢物語」「源氏物語」などを、能からの視点で解釈し、能楽と日本の文学とのかかわりを学ぶ。
・能の謡ワークショップ(実践講座)
 日本文学などとも関わる曲の謡を謡い、実体験から能楽を学ぶ。

●テキスト:
プリントを用いる。

受付終了

国文学

「日本文学から学ぶ能」(後期Ⅰ)

■講師:梅若 基徳(うめわかもとのり)
能楽師 重要無形文化財総合指定保持者
(一財)日本伝統芸術文化財団 代表理事

開講日 10/27、11/24(予備日 12/8)
時間 10:45~12:05(金)
受講料 3,200円
使用教室 IR-201
定員数 15名

講座内容

 座学と実践から、日本古来の文学とのかかわりを学ぶとともに、能楽の知識と体験によって能に親しみ、本来の能の楽しみ方を学ぶ。
・能楽基礎
 能楽の歴史・扇・能面・装束などの解説
・能から学ぶ日本文学
 日本文学「平家物語」「伊勢物語」「源氏物語」などを、能からの視点で解釈し、能楽と日本の文学とのかかわりを学ぶ。
・能の謡ワークショップ(実践講座)
 日本文学などとも関わる曲の謡を謡い、実体験から能楽を学ぶ。

●テキスト:
プリントを用いる。

国文学

「日本文学から学ぶ能」(後期Ⅱ)

■講師:梅若 基徳(うめわかもとのり)
能楽師 重要無形文化財総合指定保持者
(一財)日本伝統芸術文化財団 代表理事

開講日 1/26、2/9、3/8・15(予備日 なし)
時間 10:45~12:05(金)
受講料 6,400円
使用教室 IR-201
定員数 15名

講座内容

 座学と実践から、日本古来の文学とのかかわりを学ぶとともに、能楽の知識と体験によって能に親しみ、本来の能の楽しみ方を学ぶ。
・能楽基礎
 能楽の歴史・扇・能面・装束などの解説
・能から学ぶ日本文学
 日本文学「平家物語」「伊勢物語」「源氏物語」などを、能からの視点で解釈し、能楽と日本の文学とのかかわりを学ぶ。
・能の謡ワークショップ(実践講座)
 日本文学などとも関わる曲の謡を謡い、実体験から能楽を学ぶ。

●テキスト:
プリントを用いる。

国文学

「小筆で源氏物語」(前期)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学 名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 4/24、5/8・22・29、6/5・12・19・26、7/3(予備日 7/10・24)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 14,400円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 私達の日常生活の中ではIT化が進み、今や文字は「書く」時代から「打つ」時代へと変化も著しい昨今です。 『源氏物語』の中には和歌は795首、詠まれています。54帖より各帖の和歌を一首ずつ選出した和歌を書きながら平安の昔をしのび、紫式部のこころの一端に触れてみましょう。いろはの『単体』や、流れるような優雅な『連綿体』『変体仮名』等、基本的な学習から始め、美しい料紙に小筆を用いて自分の心を磨いてみませんか。
 初めて小筆に挑戦する人も、丁寧にナビゲートします。

●テキスト:
高野晴代著『源氏物語の和歌』[コレクション日本歌人選](笠間書院)
ISBN978- 4-305-70608- 9 C0092  1,200円(税別) (各自ネットや書店でお求めください)
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

開講中止

国文学

「小筆で源氏物語」(後期Ⅰ)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学 名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 10/2・16・23・30、11/6・13・20・27(予備日 12/4・11)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 12,800円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 私達の日常生活の中ではIT化が進み、今や文字は「書く」時代から「打つ」時代へと変化も著しい昨今です。 『源氏物語』の中には和歌は795首、詠まれています。54帖より各帖の和歌を一首ずつ選出した和歌を書きながら平安の昔をしのび、紫式部のこころの一端に触れてみましょう。いろはの『単体』や、流れるような優雅な『連綿体』『変体仮名』等、基本的な学習から始め、美しい料紙に小筆を用いて自分の心を磨いてみませんか。
 初めて小筆に挑戦する人も、丁寧にナビゲートします。

●テキスト:
高野晴代著『源氏物語の和歌』[コレクション日本歌人選](笠間書院)
ISBN978- 4-305-70608- 9 C0092  1,200円(税別) (各自ネットや書店でお求めください)
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

開講中止

国文学

「小筆で源氏物語」(後期Ⅱ)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学 名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 1/22、2/5(予備日 2/19・26)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 3,200円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 私達の日常生活の中ではIT化が進み、今や文字は「書く」時代から「打つ」時代へと変化も著しい昨今です。 『源氏物語』の中には和歌は795首、詠まれています。54帖より各帖の和歌を一首ずつ選出した和歌を書きながら平安の昔をしのび、紫式部のこころの一端に触れてみましょう。いろはの『単体』や、流れるような優雅な『連綿体』『変体仮名』等、基本的な学習から始め、美しい料紙に小筆を用いて自分の心を磨いてみませんか。
 初めて小筆に挑戦する人も、丁寧にナビゲートします。

●テキスト:
高野晴代著『源氏物語の和歌』[コレクション日本歌人選](笠間書院)
ISBN978- 4-305-70608- 9 C0092  1,200円(税別) (各自ネットや書店でお求めください)
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

開講中止

国文学

「『古今和歌集』美の世界ー書を楽しむー(小筆で古今和歌集)」(前期)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学 名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 4/28、5/12・19・26、6/2・9・16・23・30、7/7(予備日 7/14・21)
時間 10:45~12:05(金)
受講料 16,000円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集『歌枕名寄』(細川幽斎筆 永青文庫蔵)を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」、同じ山陽道の国々(備前、備後、安芸の国など)を終わり、平安時代中期より悠紀国を務めた近江国を読んで行きます。

●テキスト:
プリントを用意します。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷きをご持参ください。

開講中止

国文学

「『古今和歌集』美の世界ー書を楽しむー(小筆で古今和歌集)」(後期Ⅰ)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学 名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 10/6・13・20・27、11/10・17、12/1(予備日 12/8・15)
時間 10:45~12:05(金)
受講料 11,200円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集『歌枕名寄』(細川幽斎筆 永青文庫蔵)を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」、同じ山陽道の国々(備前、備後、安芸の国など)を終わり、平安時代中期より悠紀国を務めた近江国を読んで行きます。

●テキスト:
プリントを用意します。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷きをご持参ください。

開講中止

国文学

「『古今和歌集』美の世界ー書を楽しむー(小筆で古今和歌集)」(後期Ⅱ)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学 名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 1/26、2/2・9(予備日 2/16、3/1)
時間 10:45~12:05(金)
受講料 4,800円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集『歌枕名寄』(細川幽斎筆 永青文庫蔵)を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」、同じ山陽道の国々(備前、備後、安芸の国など)を終わり、平安時代中期より悠紀国を務めた近江国を読んで行きます。

●テキスト:
プリントを用意します。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷きをご持参ください。

開講中止

国文学

「小筆で癒しの書道(写経と古筆.etc.)」(前期)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 4/27、5/11・18・25、6/1・8・22・29、7/6・20(予備日 7/13・27)
時間 10:45~12:05(木)
受講料 16,000円
使用教室 MSCレクチャールーム
定員数 20名

講座内容

今期は写経に挑戦!精神統一して心身ともに清新な気持ちに!
右脳を鍛えて老化防止を!!
  ―書に遊んで右脳を活性化させ、いつまでも若々しく過ごしましょう―
墨の香りでほっこりして、心の休息と文字の上達の一石二鳥にトライ!!
書道でのセラピー効果は、落ち着いた時間を作れない現代人にはピッタリです。
左脳は言語・文字を認識し、右脳は感覚や感性・創造する時、活発に動いています。
綺麗な素敵な筆文字の手紙が書きたい、この時右脳が動いています。

◎受講者のご希望に合せて様々な筆文字に取り組みます。
 ・写経  ・字てがみ  ・日常の書(一筆箋・年賀状・暑中見舞い etc.)
 ・生活の中に書(箸袋・ランチョンマット etc.)  ・マイカード(名刺)作成
 ・色紙・短冊・カルタ・貝合せ etc. の作品作り 
 ・古筆を学んで古人(いにしえびと)に出合うのも楽しいですよ。

●テキスト:
プリントを用いる。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

開講中止

国文学

「小筆で癒しの書道(写経と古筆.etc.)」(後期Ⅰ)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 10/5・12・19・26、11/2・9・16・30(予備日 12/7・14)
時間 10:45~12:05(木)
受講料 12,800円
使用教室 MSCレクチャールーム
定員数 20名

講座内容

今期は写経に挑戦!精神統一して心身ともに清新な気持ちに!
右脳を鍛えて老化防止を!!
  ―書に遊んで右脳を活性化させ、いつまでも若々しく過ごしましょう―
墨の香りでほっこりして、心の休息と文字の上達の一石二鳥にトライ!!
書道でのセラピー効果は、落ち着いた時間を作れない現代人にはピッタリです。
左脳は言語・文字を認識し、右脳は感覚や感性・創造する時、活発に動いています。
綺麗な素敵な筆文字の手紙が書きたい、この時右脳が動いています。

◎受講者のご希望に合せて様々な筆文字に取り組みます。
 ・写経  ・字てがみ  ・日常の書(一筆箋・年賀状・暑中見舞い etc.)
 ・生活の中に書(箸袋・ランチョンマット etc.)  ・マイカード(名刺)作成
 ・色紙・短冊・カルタ・貝合せ etc. の作品作り 
 ・古筆を学んで古人(いにしえびと)に出合うのも楽しいですよ。

●テキスト:
プリントを用いる。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

開講中止

国文学

「小筆で癒しの書道(写経と古筆.etc.)」(後期Ⅱ)

■講師:西山 明美〈雅号 藤田朱雀〉(にしやまあけみ〈ふじたすざく〉)
武庫川女子大学名誉教授
日本書写書道研究所主宰

開講日 2/1・8(予備日 2/15・22)
時間 10:45~12:05(木)
受講料 3,200円
使用教室 MSCレクチャールーム
定員数 20名

講座内容

今期は写経に挑戦!精神統一して心身ともに清新な気持ちに!
右脳を鍛えて老化防止を!!
  ―書に遊んで右脳を活性化させ、いつまでも若々しく過ごしましょう―
墨の香りでほっこりして、心の休息と文字の上達の一石二鳥にトライ!!
書道でのセラピー効果は、落ち着いた時間を作れない現代人にはピッタリです。
左脳は言語・文字を認識し、右脳は感覚や感性・創造する時、活発に動いています。
綺麗な素敵な筆文字の手紙が書きたい、この時右脳が動いています。

◎受講者のご希望に合せて様々な筆文字に取り組みます。
 ・写経  ・字てがみ  ・日常の書(一筆箋・年賀状・暑中見舞い etc.)
 ・生活の中に書(箸袋・ランチョンマット etc.)  ・マイカード(名刺)作成
 ・色紙・短冊・カルタ・貝合せ etc. の作品作り 
 ・古筆を学んで古人(いにしえびと)に出合うのも楽しいですよ。

●テキスト:
プリントを用いる。
●用具用材:
硯・文鎮・水差しは常設しています。小筆(イタチの面相筆)・固形墨・かな用半紙・下敷を御持参ください。

開講中止

国文学

「万葉集を読む」(前期)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 4/17・24、5/1・8・15・22・29、6/5・12・19・26、7/3(予備日 7/10・24)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 19,200円
使用教室 IR-201
定員数 24名

講座内容

 「令和」の典拠として注目された、『万葉集』は全20巻、4500首以上の歌が収められ、作者も天皇・皇族から名もなき民衆まで幅広い階層にわたっています。本講座では家持歌日記(巻17 ~ 20)という大きな主題を終え、ほっとしたところで、優しい歌の多い巻七を読んでいます。巻七は「天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(柿本朝臣人麻呂歌集出)という、現代小説の題にもなった歌に始まり、短歌(324首)、旋頭歌(26首)の350首が収められています。長歌は一首もありません。また雑歌、譬喩歌、挽歌の部立に分類され、更にその中で「天を詠む、月を詠む…」や「衣に寄する、弓に寄する…」と細かく分類されています。それは平安期から盛んに編纂された類題歌集の萌芽をなすものと言えるでしょう。さらに巻七は作者も作歌事情も記されていないので、時代背景や作者の個性に影響されることなく、自由に想像を膨らませ読むことができます。どこかで目にした歌や耳にした歌も出てきます。楽しく読んで行きましょう。

●テキスト:
「萬葉集 本文篇」(塙書房 佐竹昭広・木下正俊・小島憲之編)2,100円
その他御手持ちの萬葉集(各自ネットや書店でお求め下さい)

受付終了

国文学

「万葉集を読む」(後期Ⅰ)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 10/2・16・23・30、11/6・13・20・27(予備日 12/4・11)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 12,800円
使用教室 IR201
定員数 24名

講座内容

 「令和」の典拠として注目された、『万葉集』は全20巻、4500首以上の歌が収められ、作者も天皇・皇族から名もなき民衆まで幅広い階層にわたっています。本講座では家持歌日記(巻17 ~ 20)という大きな主題を終え、ほっとしたところで、優しい歌の多い巻七を読んでいます。巻七は「天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(柿本朝臣人麻呂歌集出)という、現代小説の題にもなった歌に始まり、短歌(324首)、旋頭歌(26首)の350首が収められています。長歌は一首もありません。また雑歌、譬喩歌、挽歌の部立に分類され、更にその中で「天を詠む、月を詠む…」や「衣に寄する、弓に寄する…」と細かく分類されています。それは平安期から盛んに編纂された類題歌集の萌芽をなすものと言えるでしょう。さらに巻七は作者も作歌事情も記されていないので、時代背景や作者の個性に影響されることなく、自由に想像を膨らませ読むことができます。どこかで目にした歌や耳にした歌も出てきます。楽しく読んで行きましょう。

●テキスト:
「萬葉集 本文篇」(塙書房 佐竹昭広・木下正俊・小島憲之編)2,100円
その他御手持ちの萬葉集(各自ネットや書店でお求め下さい)

国文学

「万葉集を読む」(後期Ⅱ)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 1/15・22・29、2/5・19・26、3/4(予備日 3/11)
時間 13:00~14:20(月)
受講料 11,200円
使用教室 IR201
定員数 24名

講座内容

 「令和」の典拠として注目された、『万葉集』は全20巻、4500首以上の歌が収められ、作者も天皇・皇族から名もなき民衆まで幅広い階層にわたっています。本講座では家持歌日記(巻17 ~ 20)という大きな主題を終え、ほっとしたところで、優しい歌の多い巻七を読んでいます。巻七は「天の海に雲の波立ち月の舟星の林に漕ぎ隠る見ゆ」(柿本朝臣人麻呂歌集出)という、現代小説の題にもなった歌に始まり、短歌(324首)、旋頭歌(26首)の350首が収められています。長歌は一首もありません。また雑歌、譬喩歌、挽歌の部立に分類され、更にその中で「天を詠む、月を詠む…」や「衣に寄する、弓に寄する…」と細かく分類されています。それは平安期から盛んに編纂された類題歌集の萌芽をなすものと言えるでしょう。さらに巻七は作者も作歌事情も記されていないので、時代背景や作者の個性に影響されることなく、自由に想像を膨らませ読むことができます。どこかで目にした歌や耳にした歌も出てきます。楽しく読んで行きましょう。

●テキスト:
「萬葉集 本文篇」(塙書房 佐竹昭広・木下正俊・小島憲之編)2,100円
その他御手持ちの萬葉集(各自ネットや書店でお求め下さい)

国文学

「古文書で読む和歌の世界ー楽しく写本をよむ」(前期)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 4/18・25、5/2・9・16・23・30、6/6・13・20・27、7/4(予備日 7/11・18)
時間 13:00~14:20(火)
受講料 19,200円
使用教室 MSCレクチャールーム
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集『歌枕名寄』(細川幽斎筆 永青文庫蔵)を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」、同じ山陽道の国々(備前、備後、安芸の国など)を終わり、平安時代中期より悠紀国を務めた近江国を読んで行きます。

●テキスト:
プリントを用意します。
副読本『字典かな 写本をよむ楽しみ』笠間書院 780円(税別)
必要な方は講座に残部少々ありますのでお申し出下さい。
他にテキスト代として前・後期各1,000円を初回に徴収します。
講座で使用するテキストは一般には使用が許可されません。ここでは特別に許可を得た古文書がテキストになります。

受付終了

国文学

「古文書で読む和歌の世界ー楽しく写本をよむ」(後期Ⅰ)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 10/3・10・17・31、11/7・14・21・28(予備日 12/5・12)
時間 13:00~14:20(火)
受講料 12,800円
使用教室 IR-301
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集『歌枕名寄』(細川幽斎筆 永青文庫蔵)を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」、同じ山陽道の国々(備前、備後、安芸の国など)を終わり、平安時代中期より悠紀国を務めた近江国を読んで行きます。

●テキスト:
プリントを用意します。
副読本『字典かな 写本をよむ楽しみ』笠間書院 780円(税別)
必要な方は講座に残部少々ありますのでお申し出下さい。
他にテキスト代として前・後期各1,000円を初回に徴収します。
講座で使用するテキストは一般には使用が許可されません。ここでは特別に許可を得た古文書がテキストになります。

国文学

「古文書で読む和歌の世界ー楽しく写本をよむ」(後期Ⅱ)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 1/16・23・30、2/6・13・20・27(予備日 3/5・12)
時間 13:00~14:20(火)
受講料 11,200円
使用教室 IR-301
定員数 20名

講座内容

 和歌には枕詞、序詞、掛詞、縁語、本歌取りなど多くの修辞技巧が用いられていますが、中でも歌枕は最も高度の技巧です。歌に詠み込む名所を歌枕と云いますが、単に地名をあらわすだけではなく、そこに様々な意味を持たせて和歌に深い意味をもたらしてきました。古昔の人は名所に大変興味を持っていましたが、旅をすることが困難であったので、旅をせずに名所を知るために歌枕を集めた名所歌集をたくさん編纂しました。本講座では中世に崩し字で書かれた写本・名所歌集『歌枕名寄』(細川幽斎筆 永青文庫蔵)を読んでいきます。ゆっくり進みますので、初めての方でも一年もすれば、歌碑や掛け軸の和歌が少しずつ読めるようになります。名所歌集を読みながら古今和歌集や新古今和歌集など和歌の歴史、歌人のあれこれ、和歌にまつわる逸話・説話も学ぶことができます。古来大嘗祭の主基国として選ばれ、多くの歌の残る「備中国(岡山県)」、同じ山陽道の国々(備前、備後、安芸の国など)を終わり、平安時代中期より悠紀国を務めた近江国を読んで行きます。

●テキスト:
プリントを用意します。
副読本『字典かな 写本をよむ楽しみ』笠間書院 780円(税別)
必要な方は講座に残部少々ありますのでお申し出下さい。
他にテキスト代として前・後期各1,000円を初回に徴収します。
講座で使用するテキストは一般には使用が許可されません。ここでは特別に許可を得た古文書がテキストになります。

国文学

「『古今和歌集』美の世界ー和歌を学ぶー」(前期)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 4/26、5/17・24・31、6/7・21・28 7/5・12(予備日 7/19・26)
時間 10:45~12:05(水)
受講料 14,400円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 「やまとうたは人のこころを種として、よろづの言の葉とぞなれりける、・・・花に鳴くうぐひす、水にすむ蛙の声をきけば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける・・」とは『古今和歌集』の仮名序の冒頭の言葉です。心の感動から歌が生まれ、生きるものはすべて歌を詠むということですが、現代も和歌を詠む人々が津々浦々に在り、新年の宮中歌会始に結実しています。
 また梅に鶯、青葉にほととぎすに季節の到来を知り、秋に飛来する雁は「初雁」という和菓子の銘にもなりました。私たちの生活の多くの美が、和歌に由来しています。それは遡れば『万葉集』に起源を持ちますが、さらに洗練したのが平安時代の『古今和歌集』です。本講座では『古今和歌集』の歌を理解することを通じて、美の世界を学び、現代の生活に生かすことを目指しています。一首ずつ丁寧に読み解いていく中で、和歌の持つ美の世界の魅力に浸り、和歌を詠みたいと思うようになるかもしれません。また本講座は藤田朱雀講師の『書を楽しむ』とも連動しています。本講座で和歌を学び、書の講座で小筆と美しい料紙でそれを書くことにより、また新たな美の世界が広がるでしょう。もちろん本講座単独でも楽しく受講できます。今期は四季の和歌(その一)を終え、賀・離別・羇旅・物名・恋などの巻を読みます。『古今和歌集』の魅力がより深まるでしょう。

●テキスト:
プリントを用いる。

受付終了

国文学

「『古今和歌集』美の世界ー和歌を学ぶー」(後期Ⅰ)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 10/4・18・25、11/1・15・22・29(予備日 12/6)
時間 10:45~12:05(水)
受講料 11,200円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 「やまとうたは人のこころを種として、よろづの言の葉とぞなれりける、・・・花に鳴くうぐひす、水にすむ蛙の声をきけば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける・・」とは『古今和歌集』の仮名序の冒頭の言葉です。心の感動から歌が生まれ、生きるものはすべて歌を詠むということですが、現代も和歌を詠む人々が津々浦々に在り、新年の宮中歌会始に結実しています。
 また梅に鶯、青葉にほととぎすに季節の到来を知り、秋に飛来する雁は「初雁」という和菓子の銘にもなりました。私たちの生活の多くの美が、和歌に由来しています。それは遡れば『万葉集』に起源を持ちますが、さらに洗練したのが平安時代の『古今和歌集』です。本講座では『古今和歌集』の歌を理解することを通じて、美の世界を学び、現代の生活に生かすことを目指しています。一首ずつ丁寧に読み解いていく中で、和歌の持つ美の世界の魅力に浸り、和歌を詠みたいと思うようになるかもしれません。また本講座は藤田朱雀講師の『書を楽しむ』とも連動しています。本講座で和歌を学び、書の講座で小筆と美しい料紙でそれを書くことにより、また新たな美の世界が広がるでしょう。もちろん本講座単独でも楽しく受講できます。今期は四季の和歌(その一)を終え、賀・離別・羇旅・物名・恋などの巻を読みます。『古今和歌集』の魅力がより深まるでしょう。

●テキスト:
プリントを用いる。

国文学

「『古今和歌集』美の世界ー和歌を学ぶー」(後期Ⅱ)

■講師:樋口 百合子(ひぐちゆりこ)
奈良女子大学古代学・聖地学研究センター協力研究員
博士(文学・奈良女子大学)

開講日 1/17・31、2/7・14・21・28(予備日 3/13)
時間 10:45~12:05(水)
受講料 9,600円
使用教室 西北404
定員数 20名

講座内容

 「やまとうたは人のこころを種として、よろづの言の葉とぞなれりける、・・・花に鳴くうぐひす、水にすむ蛙の声をきけば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける・・」とは『古今和歌集』の仮名序の冒頭の言葉です。心の感動から歌が生まれ、生きるものはすべて歌を詠むということですが、現代も和歌を詠む人々が津々浦々に在り、新年の宮中歌会始に結実しています。
 また梅に鶯、青葉にほととぎすに季節の到来を知り、秋に飛来する雁は「初雁」という和菓子の銘にもなりました。私たちの生活の多くの美が、和歌に由来しています。それは遡れば『万葉集』に起源を持ちますが、さらに洗練したのが平安時代の『古今和歌集』です。本講座では『古今和歌集』の歌を理解することを通じて、美の世界を学び、現代の生活に生かすことを目指しています。一首ずつ丁寧に読み解いていく中で、和歌の持つ美の世界の魅力に浸り、和歌を詠みたいと思うようになるかもしれません。また本講座は藤田朱雀講師の『書を楽しむ』とも連動しています。本講座で和歌を学び、書の講座で小筆と美しい料紙でそれを書くことにより、また新たな美の世界が広がるでしょう。もちろん本講座単独でも楽しく受講できます。今期は四季の和歌(その一)を終え、賀・離別・羇旅・物名・恋などの巻を読みます。『古今和歌集』の魅力がより深まるでしょう。

●テキスト:
プリントを用いる。

国文学

「俳句に遊ぶ」(前期)

■講師:山西 商平(やまにししょうへい)
ホトトギス同人 (公)日本伝統俳句協会関西支部支部長
(公)虚子記念文学館評議員 「田鶴・秀峯集」欄選者

開講日 4/17、5/1・15・29、6/12・26、7/3・10(予備日 6/19、7/24)
時間 10:30~12:30(月)
受講料 16,800円
使用教室 IR301
定員数 25名

講座内容

 俳句とは、5・7・5の調べに乗せて、自然を詠い、人を詠み、自分を歌う詩、つまり「花鳥諷詠詩」です。『万葉集』時代から詠み継がれてきた「和歌〔やまとうた〕」の心が現代の俳句にも息づいています。『古今和歌集』〔仮名序〕も「生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける」と揚言しています。ご一緒に俳句を作り「やまとうた」を紡ぎましょう。
 教室では句会を楽しみます。句会とは、同好の士(「連衆」と言います)が集って、句を詠み合い、語り合う場(「座」と言います)です。受講生それぞれが俳句4句ずつ持ち寄って無記名で投句。それをランダムに清書して、全員に回覧し、それぞれが佳いと思った句を3句選びます。次は「披講」です。選句を記した各自の用紙を集め、披講担当者が選ばれた句を読み上げます。自分の句が読み上げられると「名乗り」を上げます。

●テキスト:
『歳時記』 国語辞書(各自ネットや書店でお求め下さい)

受付終了

国文学

「俳句に遊ぶ」(後期Ⅰ)

■講師:山西 商平(やまにししょうへい)
ホトトギス同人 (公)日本伝統俳句協会関西支部支部長
(公)虚子記念文学館評議員 「田鶴・秀峯集」欄選者

開講日 10/2・16・30、11/13・27、12/4(予備日 12/11)
時間 10:30~12:30(月)
受講料 12,600円
使用教室 IR301
定員数 25名

講座内容

 俳句とは、5・7・5の調べに乗せて、自然を詠い、人を詠み、自分を歌う詩、つまり「花鳥諷詠詩」です。『万葉集』時代から詠み継がれてきた「和歌〔やまとうた〕」の心が現代の俳句にも息づいています。『古今和歌集』〔仮名序〕も「生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける」と揚言しています。ご一緒に俳句を作り「やまとうた」を紡ぎましょう。
 教室では句会を楽しみます。句会とは、同好の士(「連衆」と言います)が集って、句を詠み合い、語り合う場(「座」と言います)です。受講生それぞれが俳句4句ずつ持ち寄って無記名で投句。それをランダムに清書して、全員に回覧し、それぞれが佳いと思った句を3句選びます。次は「披講」です。選句を記した各自の用紙を集め、披講担当者が選ばれた句を読み上げます。自分の句が読み上げられると「名乗り」を上げます。

●テキスト:
『歳時記』 国語辞書(各自ネットや書店でお求め下さい)

国文学

「俳句に遊ぶ」(後期Ⅱ)

■講師:山西 商平(やまにししょうへい)
ホトトギス同人 (公)日本伝統俳句協会関西支部支部長
(公)虚子記念文学館評議員 「田鶴・秀峯集」欄選者

開講日 1/15・29、2/5・19、3/4(予備日 3/11)
時間 10:30~12:30(月)
受講料 10,500円
使用教室 IR301
定員数 25名

講座内容

 俳句とは、5・7・5の調べに乗せて、自然を詠い、人を詠み、自分を歌う詩、つまり「花鳥諷詠詩」です。『万葉集』時代から詠み継がれてきた「和歌〔やまとうた〕」の心が現代の俳句にも息づいています。『古今和歌集』〔仮名序〕も「生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける」と揚言しています。ご一緒に俳句を作り「やまとうた」を紡ぎましょう。
 教室では句会を楽しみます。句会とは、同好の士(「連衆」と言います)が集って、句を詠み合い、語り合う場(「座」と言います)です。受講生それぞれが俳句4句ずつ持ち寄って無記名で投句。それをランダムに清書して、全員に回覧し、それぞれが佳いと思った句を3句選びます。次は「披講」です。選句を記した各自の用紙を集め、披講担当者が選ばれた句を読み上げます。自分の句が読み上げられると「名乗り」を上げます。

●テキスト:
『歳時記』 国語辞書(各自ネットや書店でお求め下さい)